学生時代の苦悩と葛藤
私は学生時代、様々な練習メニューを提示されては実践してきました。
しかし、私の記録は伸びませんでした。
その大きな理由として『練習メニューの意図』を考えなかったからだと思っています。
結果が出ないことに悩みながら、肩身が狭い中で自分なりに考えて行動してみた葛藤をご覧いただければと思います。
そのなかで得た情報を用いて考えついた一つの答えが、
「練習メニューの意図を考えること」です。
練習一つ一つの必要性を少しでも理解した上で、自分の目標を考えることで、
無駄なく効率の良いトレーニングを行っていくことが、強くなる最短ルートではないかと考えました。
練習メニューの意図を考えるとは
トレーニングメニューは誰が考えるのか、何を目的とするのか。
メニューの具体的な部分は自分の中で理解をしておくべきだと感じています。
仕事や学校の授業と同じで、「なんのためにやっているのかわからない」
授業や課題、仕事内容などはやる気が起きないと思います。
※これは個人的な意見です。
ですが、会社のための仕事や、自分に必要な授業は理解しようと工夫をします。
これをトレーニングに当てはめると、自分のためには何が必要なのかをまず見つけます。
その後に、トレーニングの内容を決めることで、自分に必要なトレーニングとして今までとは違ったモチベーションでトレーニングできることがわかりました。
監督やコーチがいる場合
選手であれば監督やコーチが立てたメニューをこなすことの方が多いと思います。
経験から導き出される練習メニューは選手が考えなくても強くなるための過程ができてしまっています。
しかしチームで動くことのデメリットもあります。
それは個人個人で強くなる効率の良い練習メニューができないことです。
『チームだから外れた行動はするな』
ということを私は言われたこともありました。
チームには雰囲気というものが存在しているので、個々の融通が聞かないこともあるのはデメリットだと思います。
そこで自分の意思を持つため、どういった練習メニューが必要なのかを考える必要があります。
ただただ『この練習が意味ない!』と否定していてはただのわがままだと思います。
あくまでも
『この部分が弱いからこの練習をしたい!』
『この部分が強みだからもっと伸ばしたい!』
といった個人的な意見があるとコミュニケーションをとることができ、自分にあった練習メニューをこなすことができるかと思います。
選手思いのチームならそうやってくれています。
自分の目標としているものを見失わなければ選手は目標を立てなくても日々の練習をこなすことが目標ですから、強くなっていきます。
練習メニューを相談する人がいない場合
私もそうだったのですが、いざ目標を立てようと思うと何をしていいのかわからなくなってしまいます。
自分にあった目標はわからないものです。
そこで、私が大学時代に会社経営で成功している方が講師できてくださった時に『目標を達成できるマーケティングの話』をしてくださった時がありました。
それを目標を立てる際に生かそうと思い実践しています。
マーケティングを用いた目標の組み立て方
私は目標を立てる時に重要ななことがあります。それが
短期的目標、中期間目標、長期間目標の3つを立てることです。
そうすることで会社の売上目標と同様に目標達成に向けて道しるべを作っていきたいと思っています。
長期的目標(ゴール目標)
まず根本となる長期的な目標を立てます。
私を例に挙げて考えていきたいと思います。
私の目標は『サブ3』です。
なので長期的な目標をサブ3とした時にどういった過程が必要なのかを考えて目標を立てていきたいと思います。
中期的目標
次に中期的な目標を立てていきます。
中期的目標は長期的目標を達成するために通過しなくてはならない、通過点が目標となります。
期間においては半年ほどで考えるのがいいと思います。
遠すぎず、近すぎず。確実に目標を達成できるように!
私は中期的目標は『ハーフマラソンを1時間30分を切るペースで走り切ること』す。
中期的目標に挑戦するにあたって、達成のビジョンが見えていた方が良いです。
まったく見えない目標を設定してしまうと、途中で挫折してしまいます。
あくまで階段を上るかのように強くなっていく。その中間地点が中期的目標としましょう。
一段飛ばしは禁物です!
短期的目標
最後に短期的な目標です。
短期的な目標ではすぐには達成できないが、現状の問題点を洗い出して、改善点を実践した段階で達成できるような目標だと思います。
中期的目標に向けて順調に進んでいることの確認ができるようにします。
私の場合、まず明らかに走っている時間が少ないと言う問題点があります。
そこで『走る時間を増やして筋持久力を上げていく必要がある』と、問題点を洗い出して、改善点を見つけました。
改善点としては走る時間を増やして長く走っていられる体づくりをしていきたいと思います。
短期的な目標としては『10キロを4分15秒で走れる体をまず作りたい』と思います。
あくまでフルマラソンをサブ3で走るための通過点を短期的な目標としました。
目標の期間と期限
今回サブ3に向け、私はこのような目標の立て方をしてみました。
期間は設けているのですが、期限ではないので期間が遅れれば中期的目標、長期的目標をずらしながら改めて考えていく必要があると思います。
今回のようになかなか期間を決められないという例もあり、マーケティングの講師に伺ったところ
「期間は設けられないなら目標ごとに期限を設ける必要がある」
といわれました。
短期的な目標であれば期限を設けて達成できなかった時点で、目標設定をやり直し、またスタートする必要があるということです。
期限を定めることで、プレッシャーも感じることができ、心理的にも目標に向かっていけるモチベーションができるというわけです。
『いつの間に目標を達成したい』→期間
『いつまでに目標を達成する』→期限
目標とモチベーション
目標を立てる時に、自分を奮い立たせるような目標設定ができるようになってくれば、ビジョンも見ることもでき、目標の選択肢も増えていくと思います。
明確な目標を立てて、それに向かっていくことから始めると、競技に対して考えて、投資もできるようになると思います。
自分のモチベーションを保ち続けることのできる
『何か』
を見つけることがランニングを本当に楽しむポイントだと私は感じています。
私の場合は、アパレルがモチベーションにっています。
かっこいいウェア・話題のシューズ
『この記録で走れたらこのウェアを買おう』
↓
『そのウェアで走ってみてモチベーションが上がる』
↓
『この記録で走りたいからこのシューズを買おう』
↓
『買ったシューズで走ってみてモチベーションが上がる』
まとめ
チームでトレーニングしている場合
トレーニングメニューの意図を考えて、自分に必要な部分を補強できるかを考える。
また、割り切ることも非常に大事。個人の意見とチームの意見の両面を見ることができる選手が一番強い
個人でトレーニングしている場合
モチベーションを保つための「何か」を考える。
・かっこいいウェアを着用したい
・シューズを新しくしたい
・サブ4を達成したい
・モテたい
・やせたい
具体的な目標を短期間・中期間・長距離の期間で定める。
長期的目標(ゴール目標)・・・自分の目標を定める
中期的目標・・・長期的目標の半分くらい中間地点を定める
短期的目標・・・中期的目標の達成にむけてさらに細かく目標を定める
私は目標を立てたものの難しすぎる目標を立てると途中でハードルを下げたり、辞めてしまったりしていました。
また小さすぎる目標の場合、すぐに達成してしまい次にどういった目標を立てるのかをまた考えなくてはなりません。
自分にあった目標を立てることでモチベーションを持って取り組んでいければと思います。
たくさんの人と関わりながら、情報共有をして、支え合って、強くなってければと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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